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treasure『はてどこかで聞いたような』

いただきSS、ニューーーフェイス!!
いつも丁寧な感想をくださる、ウジョーさまにいただきました。

拍手コメントにて、数回にわたり送っていただいたSSです。ごんじゃら更新停止中からずっとだったのですが、完結のいままで、私だけで楽しんでました。えっへん!

このたび、完結に伴い、treasureにUPしてもいいよ、と許可をいただいたので、どどーんと公開です。

※エリーのアトリエの、エリーさん視点です。
※アニアトには登場しないキャラや設定(ふたりのアトリエのお茶会等)が出てきます。

とはいえ、知っているとより楽しめるということで、知っていなくてもそれほど問題はないのでは、と思います。

以上の点をふまえた上で、お楽しみ下さいませ><





*****




『はてどこかで聞いたような』 BY ウジョー  




ハンス「ある人の好みのタイプが知りたいです・・・」

目の前のどことなくアカデミー時代からの友達を彷彿とさせる青年ハンス(いかにもできそうな名前のところも似ている)はそんなことを呟いた。
ここはマリーさんと私のアトリエの2階お茶会の席。
私たちの担当になった彼との親睦と私たちの錬金術の理解を深めるためにお茶会に誘い、話が弾んでいたころポロッとそんな言葉がでてきた。 

ハンス「あ・・  いや。すみません今のは忘れてください、きょ今日はこれで失礼します」

真っ赤になってあわただしく席を立ち頭をさげ退室した彼を見送った後さっきの言葉を思い出す・・・・ まだこの島に来て間がなく初めて知り合った一人であり ふともらした時のあの表情、あの真剣な想いに協力したいとの思いがわいてくる。
けど肝心の『ある人』がわからない、あの様子では改めて聞くのも無理だろう、さて、 

エリー「だれのことだろう」 


 ・
 ・

 ・


エリー「アニーのことかな・・・・」

そういえばはじめてこの島で出会ったのはハンスとアニーだった。
なんでも錬金術士アニーの採取につきあっていたそうだけどそのときはさりげなくアニーの前に立って荷物もより多く持っていた、護衛の冒険者さんや騎士様ならそういったことは珍しいことではないけど、ハレッシュさんやエンデルク様が私たちに対する雰囲気とはどこか違うようだった。

エリー「とりあえずアニーをお茶会に誘って聞いてみよう、このこだわりのチーズケーキで!」







アニー「こんにちは、お菓子に誘われてやってきました」
エリー「じゃあお茶会を始めましょう!」

飲み物何を出そう・・・・・・?
今日はお酒は・・・・どうしよう?

エリー「アニーお酒は飲める?ワインが何種類かあるけど」
アニー「あれ、お茶会じゃ、お酒はこの前ハンスに迷惑かけたばっかりだったんでちょっと・・・」
エリー「じゃあミスティカティを、・・・・・・どうぞ」
アニー「・・・・・おいしい!!!すごいこのチーズケーキ!!!『高品質』や『ハイパワー』なんてレベルじゃない!!これも錬金術でつくったんですか」
エリー「うん、このチーズケーキは妖精さんや尊敬するマリーさんにも調合禁制をお願いしてわたしがブレンド調合を繰り返してつくりだしたからね。これだけでお店をやっていこうかと本気で考えたくらいだよ」
アニー「このお茶もおいしい!飲むと極上のベッドでとろけるくらい眠った気持ちになった気分のこの感じ!」
エリー「結婚式とかのおめでたい行事でお酒のかわりにふるまわれこともあるみたいだしね、ところでアニーに好みのタイプとかある?理想の結婚相手とか?」
アニー「もちろん玉の輿です!!わたしのこと大事にしてくれて わたしがなにもしなくても・・・(なにもしなくても?)・・・・・・あれ ちょっと ちょっとまってください(あ あれ なんで!ずっと夢だったのに)いま口にしたとたんにすごい違和感が・・・うーーーーん・・・・」

アニーは思いふけっているようだ・・・かわいい・・・

アニー「んー・・・・そうだエリーさんの好きなタイプはどうなんですか?」
エリー「わたし? 『錬金術』   なーーんて」
アニー「かっこいい! できる錬金術士って感じで!そうかそれがこのチーズケーキやミスティカティを生むんですね!」
エリー「え、 いやなーんてねって・・・・」アニー「今度はわたしの錬金術で答えをつくってきます、おーなんかめずらしくやるきでてきた~ ごちそうさま、またぜひ誘ってください、それじゃあ」 

あ あれ?うーん ちゃんとした答えがもらえなかったかな?まあとりあえずハンスに報告しとこう。







ハンス「こんにちは エリーさん。先日は大変失礼しました、こちらは手土産です、知人の経営する洋菓子店のものですが味は保証します」
エリー「じゃあ今日のお茶菓子はそれで、飲み物は・・・・ショコラ・オ・レで」
ハンス「先日のお茶会では本当に失礼しました、お誘いいただいておきながら、逃げるように席をたってしまって」
エリー「いいよ、そんなこと、それよりあの子の好きなタイプを聞いてきたんだけど」
ハンス「はぇッ! い いや そんな 忘れてくださ え! き・きい てきたって・・・」
エリー「最初は玉の輿って言ってたんだけど、その言葉に自分で迷ってた感じだったかな、まずは錬金術に専念するみたい」
ハンス「そうですか・・・いかにも・・・らしいな・・・実行委員としてはそれが・・・でも・・・・」

今度はハンスが思いふけっている・・・・やっぱり本当に好きなんだ・・よし!なら ・・・・

エリー「ハンス、『錬金術』はなんでもできるように見えるけど『錬金術士』はひとりでは何もできないんだよ、このショコラ・オ・レも材料になるミルクひとつ自分で作ることはできない、ヤギ、妖精さん、雑貨屋さん、そういった人たちがいるからこそここにできあがっている、ハンスがその人のこと好きならできることがいっぱいあるよ」
ハンス「僕ができること・・・・のためにできること・・・・」



エリー「あ、そろそろおひらきの時間だね。」
ハンス「ごちそうさまでした。今日は本当にありがとうございました。大変お世話になりました。あなたがたの担当 精一杯努めさせていただきます。」
エリー「いいよ、気にしなくて(なんかかたいなあ、緊張してる?)  ・・・・・がんばって」
ハンス「・・・・・はいっ!」

あ、    いいかお・・・・・
ふう・・・・・・よし、後片づけしなくっちゃ。 その後、護衛や店番だけでなく、課題アイテムのプレゼン、施設の管理人への陣中見舞い、採取地の見回りなどアニーのみえないところでも実行委員として今まで以上に働くようになったハンス、アニーがそのことに気付くときがくるのかはまた別のおはなし・・・・









マリー「ただいまあ」
エリー「おかえリィ」

最後のお皿を洗い終わったところでこのアトリエのもうひとりの看板錬金術士が採取からかえってきた。

マリー「あれ、お茶会やってたの?」
エリー「はい、あ、何か飲みますか」
マリー「んじゃあ、そこのワインとって、・・・・んで、どんなお茶会だったの」
エリー「そうですねぇ・・・・・・」


・・・・・・・・


マリー「へえ、そんなことがあったんだ、なんか前にエリーに好きなタイプとか聞かれたような気がする」
エリー「たしか、錬金術に理解がある人でしたっけ」
マリー「いまだったら『エリー』って即答するわね」
エリー「それはわたしもですよ」

わたしが病で倒れたとき村ごと救ってくれた命の恩人のマルローネさん、アカデミーにいる間ずっと追い続けたマルローネさん、そしていっしょにアトリエをやってるマリーさん、いっしょに晩酌をするのが至福のマリーさん、そのためにせっせとワインを量産しているマリーさん、異性だったらと思うことがないこともないけど、やっぱりマリーさんはマリーさんだ、わたしの大好きな。



クライス「ただいまもどりました、やれやれまた酒盛りですかマルローネさん・・・、またへべれけになってエルフィールに・・・・・」
ぺぺ(しんまい赤妖精)「ただいま~」
エリー「おかえリィ」

この島にいっしょにきた二人もちょうど採取から帰ってきてようやくみんながそろった。そういえばアニーのアトリエにも『ペペ』って名前の妖精さんがいるらしい。

マリー「おかえリィ、ぺぺ クライス、おつかれ~ あ、そうだぺぺは好きな人のタイプってある?」
ぺぺ「おねぇちゃんたちや クライスみたいなやさしいひとはすきだよー。」
マリー「クライスがやさしい~?」
ぺぺ「クライスはやさしいよ、まいごで泣いてた子に竹とんぼをあげたり、実験道具やほうきとかいつも丁寧に手入れして『おつかれさま』とか『ありがとう』とかいったりしてるしあと・・・・」
クライス「おおっと、もうこんな時間ですか、私は宿に戻ることにしましょう。ぺぺ君も幻覚が見えるほど疲れているようですね、すぐ眠りなさい、それではおやすみなさい。」

クライスはにげだした。

マリー「ちっ、逃げたか」

マリーさん相変わらずクライスさんが絡むと途端に次元の低いけんかになるなあ。



エリー「ところで、マリーさん 課題の「セラ島の名産品」になりそうなものありましたか」
マリー「ふふふ、まあね。クライスの報告を聞いてからになるけど、ここは錬金術士にとって面白いところみたいね、エリーがいれば金賞まちがいなしよ」
エリー「はい、じゃあ今日はもうやすみましょうか、ぺぺも眠そうですし」
マリー「そうね、じゃ あと三本飲んだら・・・」
エリー「マリーさん!!」
マリー「はーい おやすみなさーい」

マリーはにげだした。ふう、はじめて来た土地なのに不安な気持ちになりようがないな・・・ 

おやすみなさい、マリーさん、ぺぺ、クライスさん・・・・・ハンス。










────────────
マリエリ好きにはたまらない、このテイスト!!
彼女たちも大会に参加していたという、衝撃の事実!!
エリーさんはやっぱりすごいです。『錬金術士』はひとりでは何もできない──これ、とっても響きました。さすがエリーさんだ。

クライスまで来てるし! もうくっついちゃえよ!(笑
ダグラスは一人寂しく騎士団かしら……とダグエリ派としてはどうしてもそこが気になったりもします。脳内補完です。きっと寂しがってます。

序盤、エリーがハンスのいう「ある人」が誰だろう、と悩むシーンがありますが、拍手コメントのやりとりにて、私が「そこはやっぱりハンスで!」と指定したので、ハンスがお茶会に呼ばれています。

アニー  ブリギッテさん ダニエルくん キルベルト──の中から選んでね、とのことでした。キルベルトとか気になる。


ウジョーさま、ザールブルグからのファンを虜にするSSを、ありがとうございました><


※キルベルトルート選択版は、コチラです。

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  Name : 光太朗。
  性別女、またの名を光太朗子。
  『アニーのアトリエ』ハマり中。

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