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treasure『サボった代償?』

伽砂杜ともみさまから、大変かわいらしいSSをいただきました!
サクッと読めるコメディテイスト。笑みがこぼれてしまいます。

伽砂杜さま、元気になれるSSを、いつもありがとうございます!






*****







『サボった代償?』 BY 伽砂杜ともみ



「ハァンスー!」
「ああ、アニー。課題が出来たのか?」

 最近は、顔を見せればそう言う彼に、アニーは唇をとがらせた。

「もー、ソレばっかり! 挨拶くらい普通にしようよ」
「なに言ってるんだ。課題の期限が近いんだぞ? 悪くても槍十本でいいんだ、簡単だろう?」

 呆れた顔のハンスに、背筋に冷たいモノを感じながら、アニーは明後日の方を見る。
 その様子に、盛大にため息をついたハンス。

「槍なら雑貨屋でも買えるだろう?」
「外に出るために、武器とか防具とか買ってたらなくなっちゃったよ」

 本気で驚いた顔をしてくるアニーに、それを聞いたハンスも目を丸くした。

「だったら。ギルドに行って、出来そうな仕事をみつくろってもらうとか」
「蒸留水は色々使いたいから。ゆずれないもん」

 しれっと当然のように言うアニーに、ハンスは笑顔を作った。

「アニー。期限はあと二週間だと、知っていたか?」
「うん。知ってるよー」
「……だったら」
「あ! そうそう、ハンスにぴったりじゃないかな~と思って買っておいたから。今度外に遊び……じゃなくて採取に行くとき、着てね?」
「今度と言わず、今から行くぞ」

 その言葉に「えー」などと言い始めたアニーの首根っこをつかむ。
 うにでも何でも、見つけられれば多少なりとも金になるだろう。
 尋常ではないその行動に、さすがにアニーもうなだれて、うなずくしかなかった。

「じゃあ、それ着てきてね? 高かったんだから! アトリエにいるから、準備出来たら呼んでね~」
「あ、こら! 絶対にアトリエで待機してくれよ!」

 わかったわかった~などと気軽に言って、走り去るアニーに一抹の不安を感じながら、渡された箱を開けた。
 おもわず取り落とし、その場にいた者たちが派手な音に振り返ってくる。

 しかし、ハンスは周囲を気にかけている余裕がなかった。
 自分の髪の毛が逆立っているんじゃないかと思うほど、ふつふつと怒りが込み上げてくる。

「ア~~ニ~~~ッッ!!!」

 箱の隙間からのぞくのは、甘い服。
 白いブラウスに、ピンク色のかわいらしいワンピースだ。
 いくら服装に頓着のないハンスでも、こればかりは声を荒げたのだった。




────────────
ほら、ハンス! 感謝! そこは感謝するところだよ!! 高いんだよ!(笑
きっとこんな日常なんだろうな、と微笑ましいです。
かわいいよ、こんなかわいい二人をいつも見守っていたい。
具体的にはリーズ姉さん的な立ち位置にいたい(笑

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  Name : 光太朗。
  性別女、またの名を光太朗子。
  『アニーのアトリエ』ハマり中。

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