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treasure 『青い空なんて大っ嫌い!』 2

続きです!
ビュウフィズの行方は!? & ものすごい甘いハンアニが見れちゃいます……!






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『青い空なんて大っ嫌い!』 2 BY 瀬名


さぁ入って、と案内されたのは新居――誰のってそれはもちろん新婚のアーレンス夫婦の家だ。家族寮もあるが、二人はこちらをとったのだ。
「誰もいないだろうけど一応、ただいまー」
「一応いるぞ、おかえり」
現れたのはシャツにスラックスというラフな姿のハンス。数年前彼が気にしていたようにやはりセンスは無い――悪趣味というわけでもないが。
しかしリラックスしてるというのは一目でわかった。何しろ自分のことは言葉通りアウトオブ眼中らしいのだ。愛しげにアニーだけを見つめる。
「ハンス? あれー、休みは明日でしょ?」
「全く君は……人の話を聞いていなかったな? 今日の仕事は午前中だけだ。そして明日はちゃんと1日休みだ」
言いながら髪の毛をなでる。くすぐったそうにアニーは目を細め、首をすくめる。
「ごめーん、デートが久し振りで浮かれたかも。明日の博物館、楽しみだね」
「君の資料調査のついでだけどな」
「もう、すぐイジワル言うんだから。ついでは博物館だよ」
「また調子のいい事を……」

ハンスが自分の存在に気づいていないのはすぐわかったが、どうやらアニーも自分のことを忘れてるらしい。
玄関を開けたままだから人に見られても平気な程度に、と抑えてはいるのだろう。
だが……軽く額を小突いたり、甘えるように頭を肩に押し付けたり、頬にキスをしたり、腰に手をまわしたり、いちゃいちゃいちゃいちゃと……。
レベルはCERO審査C判定、15歳以上対象、というところだろうか。ぎりぎりBかもしれない。いやCERO審査というのが何のことかはフィズにもわからないが。

このどうしようもないほど春っぽい空気を誰か止めろと思ったが、この場には自分しか第三者がいない。
しかたなくフィズは深く息をすいこんだ。
「うぇっへん!」
わざとらしく、大げさに咳払いすると、二人の動きがはたと止まった。思惑は成功。

ハンスが目をあげ「フィズ?」と言い、アニーは「あ、そうだった」と言った。
――やはりハンスは存在に気づいていなくて、アニーは自分を忘れていたらしい。幸せそうで何よりだが、なんだか石を蹴りたい気分だ。
「えっとね、フィズとちょっと女同士のナイショ話でもしようかと思って連れてきたの。
だからハンス悪いんだけど……」
手を合わせて拝む姿に一瞬面くらったような表情を見せてから、苦笑いした。
「わかった、部屋にこもっているよ。フィズ、ゆっくりしていってくれ」
ドアを大きくあけてもらったので、お邪魔します、とフィズはあがりこんだ。



ハンスの自室は居間の隣らしく、話が聞こえたりしないか不安だが、人様の家だ、文句は言えない。
フィズの目の前にはカモミールティー。リラックス効果を狙ったのだろうか、その配慮に少しだけ心が凪いだ。
「で、誰とケンカしたの?」
「え?」
なんでケンカだとわかったのだろう、と思うとアニーは心を読んだかのように続けた。
「あんな顔したフィズ、久しぶりだったからビックリしちゃった。ずいぶん前に親子ゲンカしたときみたいな……誰とケンカしちゃったの?」
その言葉には『大切な人の中の誰と』というニュアンスが含まれてることに気づいた。
自分はそんなに途方に暮れた表情をしていたのだろうか。

「……ビュウがアタシのことを好きっていうのは、アニーお姉ちゃん知っていますか?」
「あぁ、うん聞いてるよ。フィズのこと大好きみたいだね」
知っているらしいことには驚かない。あんなにあけすけなのだ、きっと有名だろう。いやむしろ自ら言ってる気さえする。
「今日アタシのどこが好きなのかきいたんです。そしたら『可愛いから』って……」
ぎゅう、と目をつぶる。涙をこぼしたくない。
「アタシは、自分が可愛くないことを誰よりよく知ってます。
生意気で、カンシャクもちだし、ひねくれてるし、意地っ張りだし……」

ビュウを思い出すと、記憶の彼はいつでも笑顔だ。
切なくなるほどまっすぐにこちらを見つめ、溢れる感情を瞳にのせる。
そんな、素直さだけは昔から変わらないビュウに対しても、自分は素直になれない。

「好きな人にも、好きって言えない……、可愛くないです、全然……可愛くないです……ッ」

自分で言っててどんどんみじめになる。でも全部吐き出したい。
「だからビュウが好きって言ってるのは、顔が一番大きい理由なんです。
それが嫌で、大嫌いとか言っちゃいました…………。でも、」
カモミールティーが歪む。あぁ駄目だ限界だもう泣く。
「こんな自分が、一番嫌いです……」


すん、と鼻をすすると、アニーは黙ってハンカチをさしだした。
ありがとうございますと受け取って、目に押し当てる。
涙がすべてハンカチに吸い込まれたくらいの時間がたってからアニーは口を開いた。
「――フィズは、ビュウのことがすごく大切なんだね」
柔らかく言われて、否定も何もできなかった。否定しなかったのは相手がアニーだからというのもあるが、今は意地を張る気力もないから誰でも同じ反応だったかもしれない。
「大嫌いって言ったこと、後悔してるんだ」
コクリと頷く。
「きっとビュウを傷つけました……アタシの短気には慣れてるだろうけど、傷ついてるはずです……」
そう、きっと。だからあの時、自分を追うのが遅れたのだろう。
ショックで反応が鈍ったのだ。


アニーは静かな視線でフィズを見たあと、
「やっぱり、フィズは可愛いよ」
と眩しいものを見るように笑った。
「こんな風にさ、自分が悪かったって思って、泣くんだもん。
あたしはフィズに比べると全然可愛げがなかったなぁ……」
意外なセリフに思わず顔を上げる。
「アニーお姉ちゃんが、ですか……?」
「うん、そう」
甘くて苦い記憶を懐かしむような笑みを浮かべてから「昔話をしようか」と彼女は言った。


「ハンスはね、あたしに指輪を渡す時『僕と一緒にいたいと思ってくれたなら左手の薬指に、友達としてしか見れないなら使わずにいてかまわない』って言ったのよ」
その話はフィズも知っている。ダイヤのものを用意しておきながら「受けてくれ」の一言も言えないのか情けないと思ったのだ。
しかしアニーの印象は違ったらしい、少女のようにはにかんでいる。
「聞けばあたしのこと、開発期間中から好きだったって言うじゃない。焦ったり、不安だったりしただろうに、急かさないでくれたの。
『今までが長かったからすぐには決められないだろうし、僕も言うのが随分長かった。これから待つのは苦じゃない』って」

甘やかしすぎの言葉に逆に焦ったんだけどね~、とカップのソーサーをなでながら笑ってる姿は幸せそうに見える。
ノロケに聞こえるが、このシチュエーションでそれはないはずだ。アニーの真意が分からないのでとりあえず黙って聞くことにした。

「指輪としてじゃなく、ネックレスにしたのだって不満があっただろうに、喜んでくれて……」
ソーサーをなでる手が止まった。笑顔が消えて、その目に浮かぶのは反省と後悔の色。
「あたしはそんなハンスの優しさに甘えて寄りかかって、ハンスの気持ちなんて全然考えてなかった。フィズのように『傷つけた』とか考えたりしなかったの。
ホントに鈍いんだよね、あたし。リーズ姉さんたちに叱られなければ今、こうしてこの家に住んでいなかっただろうなぁ……」

それはつまりまだ結婚していなかっただろうということで、フィズは驚いた。
というか彼女をリーズたちが叱咤した、ようなことを今アニーは言ったが、その一件に自分が誘われなかったことがショックである。いや、アニー大好きな自分に邪魔されるのではと心配されたのかもしれない、そう思われた可能性は高い。

「でもフィズはそうやって誰かに叱られたわけでもなく、反省している。
ビュウを傷つけたって言って泣いている……あたしよりずっとずっと優しいよ」
立ち上がって冷めた紅茶を入れなおすためか、ヤカンを手に取る。
「フィズのそういうところが可愛いって言ったんじゃないかな。

――――ね、ビュウ」





――――――――――――は?

「え、ビュウって、え? え??」
意味が分からず混乱してると、隣室からカチャンッと物音がした。
それはなんだか壁につけてたコップが割れた音にすごく似ていて……
「ま、まさか――……」
きまりの悪そうな空気が、こちらにまで伝わってきてるような気がする。
ややあって、ドアの開く音。足音は二人分。
居間に入ってきたのはハンスを後ろに従えた……
「ビュ、ビュウ……」


呆気にとられてるとハンスが深くため息をついた。
「いつから気づいてた?」
ヤカンを火にかけ、2組のカップを用意しながらアニーは頬を膨らませる。どうやら彼らの分も紅茶を用意しようとしてたらしいとようやくフィズにもわかった。彼女は腰に手を当てて向き直った。
「ほぼ最初っからだよ。
フィズを見たときちょっと固まってたからおかしいなーって思ったの。ナイショ話をするって言ってるのに家から出てかないで、それどころか居間の隣の部屋を選ぶ。
何かあるって勘づかないほうが変だよ、というか気づかなきゃ妻失格。
ビュウを隠してるのかなって思ったのは、フィズの話を聞いてからだけどね」
睨みあげてくる姿にハンスは頭をかきながら「恐れいりました」と肩をすくめた。

第三者の存在を黙ってた理由については問う必要もなかった。
相変わらず子供っぽいアニーだが、傷ついてる人に対して真摯に向き合う姿勢は昔からのものだ。
黙っておいたほうが自分のために良いと思ったのだろう。



「フィズ……」
いつも底抜けに明るいビュウの苦しそうな表情にぎゅうと胸がしめつけられた。
(謝んなきゃ……でもなんて言えばいいの)
ぐるぐる悩んでいると「ゴメンな」と先に謝られてしまった。
「な、何でビュウが謝るのよ!? 悪いのアタシじゃない!」
ぎょっとすると「だって」と言った。
「オレは、フィズのことをずっとずっと見てきたんだ。
だからフィズのことを誰よりよくわかってると思ってた――それなのに、自分のことをそんな風に思ってるって気づかねーでさ。
そしてそのせいでフィズを泣かせた……だから、ゴメン」

言って頭を下げる姿にまた泣きそうになった。
「イヤだやめてよ謝んないでよっ、違うでしょ何やってんのよ何言ってんのよっアタシが……ッ」
激情のままに一息にしゃべってから、改めて自分の馬鹿さ加減に落ち込んだ。


「アタシが悪いんじゃない……」

そう、全部自分が。
大嫌いなんて言った自分が。
好きと言われても嬉しいの一言さえ言えない自分が。
誰に会いたかったのかと問われて、――ビュウに会いたかったの、と言えない自分が。

床がぶわりと潤んだ。
「ゴメンね、ビュウ……ゴメン……なさい……ッ!」
ここで泣くのはズルイとぬぐおうとすると、その手を掴まれてまぶたに――…………


「やっぱり、フィズは可愛いや」
しみじみとしたビュウの声。
「自分が傷ついたことでは泣かないのに、人を傷つけたことではすぐ泣くんだもん。
そーゆーとこが、すげー好き。
――フィズ?」
あまりに自分の反応がないからか、首を傾げた気配がした。
「う・わー……」
アニーの声だ。
「つきあってるわけじゃないのに……大胆だな、ビュウ」
これはハンスだ。

二人の声で我にかえった。
涙はもう引っこんでいる。しかしまたフリダシに戻りそうだ。いや、自らフリダシに戻してしまいそうだ。でもこれで怒鳴らずにいられる自分ではない。

「――ビュウの」
「うん?」
「ビュウの・バカーーーーーーッ! どっかいっちゃえーーーーー!!」
ケーキスタッフを取り出し、スポンジ殴りを思い切り繰り出す。たとえビュウでもクリティカルヒットだと1時間は動けなくなるだろうが――知ったことか。
後遺症が残る心配はないだろうし、案外べっとりついたケーキに後で大喜びするかもしれない。
「げほっ!?」
まさか攻撃されるとは思っていなかったのか、まともにくらった。その隙にドアへと向かい、くるりと振り返る。
「お騒がせしましたっお邪魔しましたっまたお話しましょうねアニーお姉ちゃんっ!」
あいさつもそこそこにダッシュ逃亡。


耳が熱い、首が熱い、心臓はバクバクとうるさいし、頭はいまやパニックだ。
またビュウとケンカしてしまったが、今回は謝る気には到底なれそうにない。
だって右のまぶたがまだ熱い、燃えるようだ。あたたかで柔らかな甘い感触がまだ残ってる気がして、どうしたって落ち着かない。
(バカ、バカ、バカ、バカ、バカ、バカ、バカバカ、バカッ! バカッ!!)
きゅうきゅう苦しい胸に活を入れるように、憎たらしいほど青い空を睨みつける。仁王立ちで拳に力を入れて叫んだ。

「ビュウなんて、もう、知らないっっ!!」





 ※

「そういえばさー」
アニーは隣の席のハンスに話をふった。わざわざ小さい声なのは、場所を考慮してだ。ここは図書館です、私語は慎みましょう。そんなポスターが近くに貼ってある。
「何であのときビュウがうちにいたの? やけにタイミング良かったよね」
あぁ、とハンスは疑問に答えた。
「本当はレストランにいくつもりだったって言ってたぞ。アニーがフィズを呼びとめなければ、自宅に行ったんだろうしね」
「つもりだった……ってことは」
「迷ってるうちにうちにたどり着いたんだってさ」
どこをどう間違えたんだろうね、と呆れながらもアニーは羽根ペンの動きを止めない。

「――今は何を書いてるんだ?」
机から顔を上げない様子に少しむっとする。紙にヤキモチかと自分でも思うが、彼女だって仕事熱心な自分に時々不満をぶつけるのだ、お互い様だろう。
「ん? 生意気だけど根は優しい、レストランの看板娘ちゃんと、素直だけど方向音痴な、盗賊向きの身体能力した少年の恋物語!」
…………それは、とあいた口がふさがらない。
「まんま、ビュウとフィズじゃないか……! 許可はとったのか?」
「名前は変えるし平気だよー、許可については事後承諾の予定!」
よほど筆の進みがいいのだろう、上機嫌に歌うように答える。
(あとでフィズが恥ずかしがって爆発しそうだな。アニーじゃなく、ビュウに対して。……すまない、ビュウ)
心の中で訪れるであろう未来の悲劇に合掌する。

「でもなんで恋愛ものなんだ。確か今までメインでは書いたことなかったよな?」
「うん、あたしの柄じゃないな~と思って避けてたんだけど……ほら、この前のデートの日さ、実はマノンと休みの日がかぶっちゃってたのよ。
譲ってもらうかわりに、リクエスト一つ受けるって言ったら、恋愛小説が読みたいなと言われて……」
多分あたしが避けてたの気づいてての意地悪だと思うのよね、あれ。とぶつぶつ言っている。

マノンというのは、アニーが作家として忙しくなり始めたときに採用された司書である。アニーの作家業が忙しくて司書の仕事がこなしきれなくなったので、応募したらしい。
今、彼は販売コーナーに座り、おしゃべりしてる自分たちをちらちらと見ている。
――彼も作家アニーのファンなので、注意しにくいのだろう。もちろん本人はファンであることを隠してるつもりだろうが、新刊が出るたびに皮肉交じりに改善点を言いに来るあたり、逆に毎回チェックしているということだ。――隠れファンとしか言いようがない。

「なるほど」
ちらり、とつり目の青年を見ると、リーズと何か話してた。2人はもともと親しい友人だったらしい。彼の司書勤務の初日から二人でいる姿をよく見かける。


「ところで……」
する、と腕を愛妻の肩にまわす。耳に唇を寄せると体がこわばった、可愛い。
「僕達の話は書かないのか?」
意地悪な気持ちで問いかける。だってさっきから彼女は自分の顔を見ていない。これくらいのことはしたくなるというものだ。
「だ、だ、だって」と自分から逃れるように体をそらしながら、気弱な表情の赤面顔で上目づかい。やっとこちらを見た。
「い、いろいろあったし」
「いろいろあったほうがドラマ性にあふれてるじゃないか」
「じ、自伝ならもう書いたし」
「玉の輿がどうこうとは書いてあったけど、恋愛要素はかけらもなかったよな?」
「じ、自分の恋愛話を書くのは恥ずかしいって言うか……」
「この前フィズに言ってた僕たちの話を聞いてて、君があの時どう思ってたのか多少知れて嬉しかったんだけど……ちゃんと書いてくれないか?
もちろん、僕からの思いのたけも言うから」

できるだけ甘い声で、甘い視線で、絡めとるように――追い詰める。

トマトのように赤くなった顔のアニーは、耐えられないと言葉にするかわりに立ち上がった。
「ハっ、ハンスのリクエストなんて知りませんっ!」
きっと睨みつけ、書いた順番も気にせずに紙をかきあつめて歩き出す。他の席に行くつもりなのだろう。
あまりに可愛い反応についにふきだした。まだからかいたいが、そろそろ自分も仕事に戻らないといけない。深追いはあきらめることにした。



さて、ハンスは知らないことだが、リーズとマノンが何を話していたかというと、こうである。
「ねー……しんせーな図書館でいちゃついてる、あのバカふーふに、注意しないのー?
昔あたしには注意したじゃなーい、キッツーイお言葉でさーぁ」
きっつい……って君ねぇ、と黒髪の司書は投げやりな態度と自分に対するイヤミにため息をついた。
「まぁ、ひいきなのは認めるよ。立場上は注意しなくちゃ駄目なんだしね。
でも、なんだかんだ言っても、あの作家の執筆パワーは夫とのやり取りによるものが大きいと思ってるんだ。だから度を越さない限り黙認してる。
度を越しそうになると、アニーは逃げるしね。……あぁほら、今逃げる」
確かにガタン、と音をたてて立ち上がったところだった。
そのままスタスタと移動してる。
茶色味の入った金髪の青年のゆるみきった頬を見てリーズは苦笑した。
「……いつまでたっても、アニーが可愛くて仕方ないのねぇ」









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こ の フィズのかわいいことといったらもう!!
そんでもってハンスー! ハンス押せ押せだー>< 晴れて夫婦となった二人の甘いこと甘いこと! アニーたじたじです。かわいいなあ、こんな時代が来るのか、頑張れハンス!(笑
フィズって、もう本当に、応援したくなります。かわいすぎです。外見もそりゃもうかわいく成長したのでしょうが、内面がね。たまらんです。
リズアトファンとしては、マノン君もまた嬉しい><

そして、おまけ!
マノンとリーズの会話。

**

「そーいえばエイリーだっけ? あいつがランデル王国の姫君に求婚しに行ったって噂をきいたよ」
「(ぎくっ)へ、へぇ、そうなんだー」
「……ランデル王国に帰ってあげれば?」
「いやいやいやいや、な、なんのことかなっ、マノン!」
「まぁしらっとぼけるならそれでもいいけど、ミッター商会がリーズの情報に対して賞金をかけたらしいから、気をつけて、いろいろ」
「ちょ、ウソ!?」

**

こんなやりとりがあったとかなかったとか!? もちろんこれも、瀬名さまにいただきました。

瀬名さま、大作を、本当にありがとうございましたーー!!

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  性別女、またの名を光太朗子。
  『アニーのアトリエ』ハマり中。

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