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treasure『第5回大会課題 マリーとエリーのアトリエVer』

ウジョーさまにいただきました!
セラ島にやってきたマリエリ&クライスのお話です。
ザールブルグ好きにはたまらない、というかクラマリ好きにはたまらない逸品となっております!!

マリエリもまたやりたいなぁ。というかアニスがやりたい。GB版とか。移植しないかな。







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『第5回大会課題 マリーとエリーのアトリエVer』 BY ウジョー



 私の名はクライス・キュール。ザールブルグの錬金術アカデミーのマイスターランクを修了し現在は(一応)先輩のマルローネさんと後輩のエルフィールさん、見習妖精さんのペペくん(赤)の4人でセラ島の錬金術大会に第4回から途中参加しています。

 ハンス「そ、それでは皆さん揃ってますので第5回大会の課題通知書をお渡しします」

 そういえばハンス君は女性が苦手でしたね・・・それを忘れているのかマルローネさんが受け取ってますが。

 マルローネ(以下マリー)「どれどれ~・・・ モンスター退治?」
 ハンス「は、はい!リゾート開発が進行すれば、それだけセラ島の自然に、人の手が加わることになります。人間が住みやすい環境を作るということは、モンスターには住みづらい環境になるということです。最近、人里付近にモンスターが大量に現われているという報告が多いのは、そういう原因でしょう」
 エルフィール(以下エリー)「騎士団がいるんですよね?」
 ハンス「も・もちろん、騎士団も各地のモンスター退治にあたってますが・・・その、人手が足りない上に騎士団では歯が立たないモンスターも姿を見せています、ですから第5回大会は騎士たちに倒せないモンスターを退治していただくことが課題です、皆さんには『氷の森』に現われルフトゴーストの群れの退治と対策用のアイテムを提出してください」

 ルフトゴースト・・・物理攻撃が通用しない相手では確かに騎士団では分が悪いでしょうね、しかも『氷の森』は一年中氷と雪に囲まれた厳しい環境、そこでのモンスターの群れに対応策となるとかなりの難題ですね・・・・・・ん? 
 クライス「『皆さんには』ということは・・・」 
 ハンス「はい、大会参加錬金術士はそれぞれ別々の場所でモンスター退治を行ってもらうことになっています」

 成る程、それだけ問題が大きいということですか。それは裏を返せば結果次第で途中参加のハンデを巻き返すチャンスでもあるということ。

 ハンス「それでは・・・」


どっかーーーーーーーーん!!!
ケンカはやめなさーーーーーーーーーーい!!!!!



 ハンス「・・・なにか質問がありますか?」

 うわ、平然と今のを流しましたね。どうやら外でなにか爆発があったようですが。

 マリー「ちょっと、今の爆発と怒声はなに?!」
 ハンス「あれ、皆さんはじめてですか?ある大会参加錬金術士による・・・・ケンカ?と仲裁らしいです」

 ずいぶんとあいまいな表現ですがあまり聞かないほうがよさそうですね。

 エリー「よけいに気になるよ、というかなんか普通に流してるけどよくあるの?」

 結局聞くんですね、まあこのアトリエではしかたないですか。

 ハンス「よくあることですよ、アトリエの外には音以外に被害がないのでみんな馴れた今では初めての観光客を見抜くのに使われるくらいですよ」
 マリー「へー、会って見たいねその大会参加錬金術士、どこにいるの?」
 ハンス「すみません、勝手にほかの錬金術士の情報を話すわけにはいかないもので、よく知った同僚が担当なので彼に紹介を頼みましょうか?」
 クライス「とりあえずその話は課題が終わったときにするとして、質問があるのですが」
 ハンス「はい、なんでしょうか」
 クライス「先ほど環境変化の話がありましたがそれ自体の対策、例えば痩せた土地を回復するアイテムを提出したりすると加点されたりしますか?」
 ハンス「ええそれは勿論、委員会も採取品の数や品質の低下などの問題で頭が痛いところなんです。課題とは別計算ですがかなりの加点が稼げるはずです」
 ぺぺ(赤)「うわあ、クライスやる気だね!」
 クライス「ちょうど研究していた分野でしたからね、その土地での土壌採取などが必要ですから私が『氷の森』に行きましょう」
 マリー「あ!あたしも行くよ。課題にちょうどいいアイテム作ってるし、あとは実践あるのみ!」

 やれやれマルローネさんがこういうときは大抵ロクなことにならないんですが・・・

 クライス「それではエルフィールさんとぺぺくんには店番をおねがいしますね」

 マルローネさんの張り切りに巻き込まれるのは私だけの方がいいでしょうし・・・

 マリー「おおこれは甘味強化週間になりそうね!帰るのが楽しみ~♪」
 ハンス「あ・あの僕が言うのもおかしいかもしれませんが、今回の課題は非常に危険が伴います。課題達成の時間による減点は僕のほうでも対処できますからじっくり時間をかけても万全の状態でのぞんでください」

 マリー「ありがと、ハンス、このあとはアニーのとこ?」
 ハンス「え・ええ、まあ、ちゃ・ちゃんとアトリエにいればですが・・・。そ・それでは失礼しました、どうかお気をつけて」

 ハンス君あんなに顔を赤くして、女性が苦手では苦労も多いでしょうが大丈夫ですかね。

 マリー「よし、じゃあ早速行くよ!クライス!」
 クライス「先ほどのハンス君の気遣いは無視ですか。まあマルローネさんではどうしょうもないですね。行きましょうか」
 マリー「ちょっと!『どうしょうもない』ってなによ!」
 クライス「もう手の施しようがないということです、錬金術の限界を感じずにはいられませんね」


 ・・・・・・・・・・・・


 エリー「ケンカしながら行っちゃった」
 ぺぺ(赤)「いつもなかいいよね~」



 *



  マリー「『氷の森』に着いたのはいいけど・・・さむっ!!防寒はばっちりだけど景色を眺めるだけでさむいーー!!」

 まあたしかに常夏から雪と氷の世界のギャップは体と心にストレスがかかりますね。

 クライス「ところでマルローネさん、まさか目的は忘れてないでしょうね」
 マリー「あたりまえでしょうが!・・・課題にあったポイントはまだ先だっけ?」
 クライス「ええ、この辺でもゴーストはでるはずですが、群れが確認されたのはこの奥のはずです」
 マリー「ゴーストの群れってことはお墓があるとかじゃないわよね?それは流石に抵抗あるよ」
 クライス「島の歴史上、墓場があったということはないようです。まあ盗賊の類がいるようなので隠し墓場の可能性もありますが、仮に供養しようにも騎士団が歯が立たない現状ではそれもできないでしょう、そういった意味でも今回の課題の対策用アイテムは重要ですね。ゴーストの群れができる要因が特定できればそれも報告したほうがいいでしょう」
 マリー「へー、いろいろ考えてんだ」

 まあそんなことでも考えていないと落ち着かないときがありますし。

 クライス「あなたは考えがなさすぎです」
 マリー「どういう意味よ!!」

 もう寒いとか忘れてますね、流石はマルローネさん。 おや?あれが例のルフトゴーストの団体でしょうか、特に集まる要因があるようには見えませんが。

 マリー「うわー、すごい数・・・とりあえずお墓とかは見当たらないし思いっきりやってもだいじょうぶそうね。 さ~てさて、のんべ錬金術士マリー♪とっておきの新ひっさつわざでいっくわよ~!」

 そしてとりだしたのが大きなとっくり・・・これはまさか・・・

 マリー「グラムナート産『竜ごろし』マルローネブレンド!!きくわよ~~ ごきゅ!ごきゅ!!ごきゅ!!!」

 やっぱりお酒ですか!!

 マリー「ふぁいやーーーーーー!!」
 クライス「口から業火が?!フランプファイル(火竜)ですかあなたは?!!」

 とか言ってる内にあたりはペンデクロイツだらけに、これはなかなかの威力、一度に広範囲攻撃できる点でも課題アイテムとして申し分ないですね。

 フッ フッ フッ フッ フッ・・・・・・・・・・

 !? いきなりゴースト達が私たちを囲むように現れた、しかもさっきよりも数が多い上にルフトゴーストよりも上位ランクのクルークゴーストまでいますね、ボスといったところでしょうか。

 マリー「んふふ~♪さっきのがアイテムの効果、そしてへべれけになったこっからが新ひっさつわざ~」

 すっかり上機嫌、というより出来上がってる模様のマルローネさんが星と月の杖を取り出し魔力を高めていく、いやな予感も高まってきますがね。

 マリー「炎と雪のレクイエム!!!!」

  先程までの業火を圧倒的に上回る火力の炎の津波がマルローネさんから全方位にむかって放たれた・・・・私もしっかり巻き込んで・・・・・・・・・
 
プスプスプス・・・

 ・・・・・・・ふう、やれやれ久しぶりに死ぬかと思いましたがようやく炎もおさまりましたか。まあこの程度で一々死んでいるとマルローネさんとは30分も冒険できませんが。そのマルローネさんは・・・MP切れと泥酔で寝こけてますね。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・そういえばエルフィールさんはマルローネさんと初めて会った時命の恩人でもある彼女が医薬の女神アルテナ様に見えたとおっしゃてましたが、ペンデクロイツに囲まれた寝顔は女神のようですね。あくまで寝顔だけですが、まわり一面焼け野原の惨状の実行犯ですし まあ止めなかった私も同罪ですが、これはハンス君に胃薬が必要ですね。
 それはさておき、ゴーストの群れは片付きましたが・・・・、消火活動に空っぽの採取かご、ほかに人目がないのに無防備に寝てる女神、やれやれ私の仕事はこれからですか。




 *



 どうにか消火終了・・・・・・ もともと『氷の森』というだけあって雪と氷に覆われていたのが幸いしました、一面焦げてはいますが木はまだ生きてますし延焼する前に消火できたのがなによりです。マルローネさんは相変わらずお休み中のようですし、先に今日の分の採取をしておきましょうか。 おや、だれか近づいてきますね。

 クラウス「こんにちは。 私は大会参加錬金術士のクラウスだ。先ほどまでこの近くでちょうさ・・・超採取をしていたのだが、いきなり爆発ようなものあったので様子を見に来たのだ。いったい何があったのだろうか?」
 クライス「私は同じく大会参加錬金術士のクライス・キュールと申します。先ほどの爆発のことですがモンスターの大群に襲われましてね、やむなく応戦した次第です」
 クラウス「詳しく聞いてもよろしいかな、その・・・私も大会参加錬金術士の端くれなので後学のためにも」
 クライス「そうですね。 あちらで寝ているめが・・・目頭まで赤くしたのんべ錬金術士のマルローネさんが課題のアイテムの『お酒』と『星と月の杖』をあわせて発動させた『ひっさつわざ』の結果ですよ」
 クラウス「酒でこんなことが?!」
 クライス「誤解がないように言っておきますが、『マルローネさん』『お酒(竜ごろし)』『星と月の杖』の三つの要素が必要です、『お酒(竜ごろし)』単品では火を噴いてゴースト数体を蹴散らす程度の威力ですよ」
 クラウス「それはそれで気になるのだが・・・ しかしこの有様では森林火災の危険もあったのでは? やはり『錬金術』を大々的にやるのは危険ではないのだろうか」
 クライス「そうですね。確かに錬金術に『破壊』の一面があるのは事実です。ですが・・・90日ほどすれば錬金術のほかの一面をこの場所でお見せできますよ」
 クラウス「それは元通りにしてみせると?」
 クライス「まったく同じというわけではないですが、錬金術で失ったものを錬金術で『補う』その可能性を感じさせますよ」
 クラウス「それは楽しみなことだ。さて、あまり作業を邪魔するわけにもいかない。そろそろ失礼しよう。 ということで、私こと大会参加錬金術士のクラウスは街に戻るとしよう。さらばだ」

 ・・・超採取・・・気になってたんですが聞きそびれましたね。                                




 マリー「・・・・・・・・・・・・ふぁあああああ~~~ ん~あったまいたー・・・どこだっけ?ここ」

 あれからずいぶんたった気がしますが、ようやくお目覚めですか。やれやれ作業もひと段落したところでちょうどいいですが。マルローネさんがあくびをしならが近寄ってくる・・・・とっくり片手に。

 マリー「あれ?あんた何やってんの?こんなとこに泉なんかあったっけ?」
 クライス「この泉は雪と氷で覆われてて気づかなかっただけですよ、また隠れてしまう前に看板を調合したところですよ」
 マリー「なんかあんたっぽい看板ね、この角の感じとか。看板に書いてある 『大トラの泉』ってどういう意味?トラがいたの?」
 クライス「いませんよ、そんなの、大トラというのはよっぱらって暴れる人のことです」
 マリー「あーーー、んーーー まあそれはそれとしてなんかこの泉、湯気でてるけど温泉?」
 クライス「いえ この泉の水は、魔力を吸収する性質があるようなのであなたの『ひっさつわざ』で熱湯になっただけです。熱すぎて入浴なんてできませんよ。一応言っておきますが」
 マリー「チェッ」
 クライス「まあ水の分析は済んでますから、飲む分には問題ありませんよ」
 マリー「んじゃあ、さっきの竜ごろしをお湯割りでのもっと♪ あんたものむ?」
 クライス「いただきましょう、飲酒で寒さをしのぐのは先人の知恵ですしね」
 マリー「むかしのひとはいいこと言うね~ さて10倍くらいに薄めれば普通に飲めるっしょ」

 と言ったそばからとっくりに泉のお湯を注いでいる

 クライス「こんなときだけは素早いですね」
 マリー「うるさいわね、ほらあんたの分!」

 トクトクトク・・・  マルローネさんについでいただき一口飲んでみる

 クライス「ピリッとコク深い辛口ですね」
 マリー「お♪ おにいさんイケルくちだね、  ゴキュ!お湯割りおいしい!!この泉はめっけもんだったね」

 一応味とかわかって飲んでたんですね

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 お酒がすすみ寒さも忘れてきたころ、

 マリー「っぷ~ ところであんた、なんであたし達の旅についてきたの?」
 クライス「おや、ずいぶんといきなりですね、旅立つときに言ったはずですよ、そのとき納得したと思ったのですが」
 マリー「あのときはぺぺ(赤)が喜んだし、エリーも賛成してたから、まああんたならいいかと思ったんだけど・・・じっくり聞けるいい機会かなと思ってね」
 クライス「きっかけはエルフィールさんですよ」
 マリー「あんたにゃあげないわよ」
 クライス「違いますよ。・・・・・・・物事はストレートに表現しすぎると下品になる事、覚えておいてください、マルローネさん。 エルフィールさんはあなたを命の恩人とあこがれて錬金術士になったと聞いています、その結果優秀な錬金術士が生まれました。もちろんそのことは大変結構なことですが、逆にマルローネさんのことですから行動の結果次第では錬金術のイメージを悪くしてそういった可能性をつむこともあると考えられます」
 マリー「なんでそうなるのよ!!!」
 クライス「この惨状を見てください」

 私が焦げた森を指差すとようやく気づいたのか うっ とうめくのが聞こえた  

 マリー「ゴキュゴキュゴキュ・・・・ ぷっは~、と・・・
 そんであたしを止めるためについてきたと」

 クライス「いえそんなつもりは、まああまり暴走するようなら止めますが、マルローネさん達が旅をする中で結果として錬金術によって失ってしまったものをまた錬金術によって再生することが私の研究を実践するのにちょうどよかったんですよ。 可能性の芽はつむものではなく伸ばすものだと思ってますからね」
 マリー「さすがアカデミーで先生やってただけあって、いいこと言うわね~ まあその伸びた可能性の芽が『あんた』であり『あたし』であり『エリー』なわけだし」
 クライス「あなたにしてはものわかりが良くて助かりますよ。やはり後輩や弟子がいるとマルローネさんでも成長するんですね。」
 マリー「もう!ほんとにひとこと多いわねあんたは!!それさえなければねー・・・ムリだろうけど」
 クライス「そうとう酔ってますね、目頭どころか耳まで赤いですよ。そろそろお開きにして休んだらどうですか」
 マリー「さっきまで寝てたしねむくなーい」

 やれやれ錬金術士としては尊敬できるところもあるんですが人間的には出会ったときからあまりかわりませんね、おちこぼれても明るく、逆境にめげず、よっぱらいながら調合する、会えばケンカがたえないのに忙しいと断っても何度も冒険に誘ってくるし無鉄砲でほうってはおけない・・・・。

 クライス「くされ縁ですね・・・」
 マリー「まったくね・・・ようし、もういっぱいのめのめ~」

 結局・・・今、このときが私の旅する理由。それを認めると負けた気がするからお酒で呑み込みますがね、このよいどれ女神の前では。






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クラマリ! クラマリ!!
なんだかんだで付き従う(笑)クライスと、お酒大好きマリーさんが素敵です。というかマリーさんかわいい。
ウジョーさま、ありがとうございました!

ちなみに、「今回のアイテム図鑑」!

『竜ごろし』 ヴィオラートのアトリエで登場したお酒。その名のとおりとても強い酒で使用用途に「火薬材料」「毒の材料」となるほど。火を噴く効果は同作品で登場した王国一の酒豪が使う固有スキル「竜殺し」をだれでも使えるようにマリーによるマ改造によるもの 
『星と月の杖』 マリーの愛用武器、これがないとマリーはひっさつわざが使えない為生命線とも言える武器でゲームの難易度が劇的に変わるほどだったが他作品では最初から持ってる。武器屋の親父さんから譲り受けた逸品。ラジオドラマによると杖にボタンと十字キーがついているらしく上上下下LRLRABのコマンド入力でひっさつわざがでるらしい。

とのことです。さすが。


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